コンテンツ情報
公開日 |
2018/10/26 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
9ページ |
ファイルサイズ |
1.38MB
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要約
5Gの時代がいよいよ近づいてきた。5Gでは、4Gに比べて大幅に機能が拡張される。3GPPリリース15仕様では、eMBB(enhanced mobile broadband)とURLLC(ultra-reliable, low-latency communications)に重点を置いており、無線通信で極めて高速なデータレートと低遅延を実現する。
これらの仕様により、5Gデバイスとコンポーネントの設計には次のような新しい課題が生じる。
・柔軟な時間/周波数間隔により、低レイテンシが実現される一方で、複雑なチャネルコーディング、信号品質、テストケースの増加
・帯域幅パートによりスペクトラムの効率的使用が可能になるが、新たに共存の問題が生じる
・マッシブMIMOとミリ波ビームステアリングにより、スループットと容量の向上が得られるが、ビーム管理に新しい課題が生じる
・ミリ波周波数の使用によりチャネル帯域幅を拡大できるが、OTAテストが必須
本シリーズのパート1では、5G NR仕様を紹介し、5Gで計画されている進歩を支える新しい機能について説明する。