製品資料
東芝デバイス&ストレージ株式会社
低コストかつ低騒音で高効率なモータ制御を実現するマイコンが登場
家電、OA機器、産業機器などの機器の多くには何らかの動作のためにモータを搭載しているが、その消費電力をいかに抑えるかが重要な課題だ。それに対して近年、低コストかつ、低騒音で高効率を実現する新たなモータ駆動技術が開発された。
コンテンツ情報
公開日 |
2018/10/31 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
2 |
ファイルサイズ |
394KB
|
要約
機器の消費電力を削減することは、CO2排出削減などの環境的な配慮から重要度が高まっている。モータは身の回りにある機器から産業機器まであらゆる機器に搭載され、その消費電力は、機器全体の消費電力の半分以上を占めるものも少なくない。それをいかに削減するかは、開発の長年の課題となっている。
モータ効率を改善するためにはいくつかのポイントがある。高効率なモータを選択することや、モータの駆動方式や制御方式を工夫することである。永久磁石同期モータの採用や、方式としては専用プロセッサを用いたベクトル制御などによって、これまで改善を続けてきた。
ベクトル制御では、モータの回転子の角度に同期した形で電流を与えることが不可欠だ。しかし、位置センサレスではモータの回り始めは角度を正確に検知することが難しく、それが大きな課題となっていた。本ホワイトペーパーでは、新しいアプローチで開発したモータ制御技術を紹介している。騒音や消費電力抑制など多くのメリットを発揮する。