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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

技術文書

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

LRUテストの開発プロセスリスクを最小限に抑えるCOTS技術とは?

航空宇宙プログラムの責任者を悩ませるテストプロセス。共通技術を搭載しているLRUテストシステムに、COTS(商用オフザシェルフ)コンポーネントを適用して、テストを大幅に強化する方法に迫る。

コンテンツ情報
公開日 2018/11/28 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 7ページ ファイルサイズ 447KB
要約
 航空宇宙プログラムサイクルで管理されている、LRU(ライン交換可能ユニット)テストシステムのライフサイクルと運用。実装されたシステムの機能を更新・拡張する予算や時間がプログラムに含まれていないため、依然として無数の航空宇宙LRUテスタが使用されているのが現状だ。

 仮に、テストアーキテクチャが全てのテスト要件に合致しなければ、変更によるスケジュールやコストへの影響をプログラムで調整しなければならないため、いまあるソリューションに対する変更を提案するのは困難だ。ほとんどの技術は更新されないまま、数十年が経過したテストシステムが使われることも珍しくない。多くの場合、テストインフラの更新は延期され、それに伴って技術的なリスクも蓄積されていく。こうした技術的な準備不足により、航空宇宙プログラムのオプションでは、テストや品質の要件を十分に満たせず、革新的な競争力を発揮できない場合があるのだ。

 NIおよびパートナー企業のエコシステムは、航空宇宙LRUテストシステムの構築プロセスを加速させる。これにより企業がより重要で、独自の専門知識を生かして最適な製品づくりに集中できることを支援している。