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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

技術文書

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

予知保全が行き詰まる「3つの理由」とその対応策

専門技術者が巡回する方式の予知保全が立ちゆかなくなる3つの理由とは? NIで、オンライン監視および産業用IoTアプリケーションに関するソフトウェア、計測、通信技術の市場戦略に関わる筆者が看破。

コンテンツ情報
公開日 2018/11/28 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 782KB
要約
 本稿では、定期的にお決まりの手順で行う、手作業の多い点検作業に絞って述べている。

 訓練を受けた専門家を現場に(場合によっては相当の時間をかけて)派遣したにもかかわらず、視覚、聴覚、嗅覚、触覚を駆使して点検しても異常が見つけられないとすれば、このような体制は続けられそうにない。

 専門家が巡回し、手作業でデータを収集することにより信頼性を担保する方式は廃れ、相互に接続された予知保全システムから、自動的にデータを収集する方式に移行することになる。その結果、SME(特定領域の専門家)は、より建設的な仕事に注力できるようになるのだ、と筆者は語る。

 このような移行が起こらざるを得ない理由を、人材、技術、そしてビジネスの3つの観点から紹介していこう。