コンテンツ情報
公開日 |
2010/12/01 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
8ページ |
ファイルサイズ |
952KB
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要約
今日の集積技術は、モジュール型DC-DC電圧レギュレータの進化をもたらした。外付け部品設計を必要とする従来のコントローラを選ばす、モジュール型電源を選択する場合の重要な決定要因となるのは、製品開発期間、コスト、サイズ、信頼性、設計能力だ。
いずれのアプローチを選択する場合にも、それぞれメリットとデメリットがある。集積型モジュールを使うと、設計とレイアウトに関連した課題への対応がスムーズになるが、2つのプロセスが完全に不要になるわけではない。少なくとも、設計者にとって、設計電源回路の仕様の評価が必要だ。評価の際には、入力/出力電圧、電流、許容温度上昇、ノイズ問題、安全性、エミッションのほか、さまざまな事項を検討する必要がある。最もシンプルなモジュールタイプのソリューションであっても、入念な立案が不要になるわけではない。
回路性能は多面的な要素を持っており、アプリケーションにも左右される。例えば、RF回路電源での出力ノイズが深刻な問題になる補聴器などの場合には、回路の温度上昇とサイズが仕様決定の際に重要な要素になる。