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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

技術文書・技術解説

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

スマホ5Gなど拡大する周波数帯、高効率設計に必要な4つの技術

IoTにより、無数のデバイスがワイヤレス接続するにつれ拡大する電磁スペクトルの商用利用。ますます複雑化するシステム設計において、エンジニアが知っておくべき4つの技術革新について詳しく紹介。

コンテンツ情報
公開日 2019/03/12 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 184KB
要約
 電磁スペクトルは、ますます議論を呼んでいる分野だ。携帯電話の事業者が5Gの導入を始めたり、自動車メーカーがV2X通信を推進したりするなど、IoTが無数のデバイスへのワイヤレス接続をもたらすにつれ、スペクトルの商用利用は指数関数的に拡大しつつある。
 この進化に伴い、システムを設計・テストする研究者やエンジニアには新たな課題が浮上している。だが、エンジニアには、コスト効率と時間効率の良い方法を使って、さらに複雑なシステムを設計することが求められているため、むしろこの課題は技術革新のチャンスともなるのだ。

 高度なシステムを可能にする基盤テクノロジーも進化しているいま。本稿では、NIが、レーダの設計やテストに使用される計測器およびテスト装置のプロバイダーとして、今後数年間にわたってレーダテクノロジーを実現する上で最大の影響を与えると考えられる次の技術革新について、詳しく紹介する。

・フロントエンドコンポーネント用の窒化ガリウム
・送受信用の高速データコンバーター
・コグニティブ技術に向けて進化するFPGAテクノロジー
・センサーフュージョン用の高帯域幅データバス