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ルネサス エレクトロニクス株式会社

技術文書・技術解説

ルネサス エレクトロニクス株式会社

複雑化する電源 拡張型デジタルPOLで迅速な設計と容易なデバッグが可能に

拡張型Point-of-Load(POL)は、デジタル・パワー・マネージメントの利点を組み合わせることで、設計を簡素かつスピーディにし、柔軟かつコスト効率の良いソリューションを提供する。 その考え方を説明し、ルネサスのISL68300/01デジタルPWMコントローラを紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2019/04/01 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 7ページ ファイルサイズ 562KB
要約
POLレギュレータは、通信システムおよびコンピュータインフラ機器の電源システムにおける重要なコンポーネントだ。POLは、高速に電流変動する負荷に対して電力を供給し、DCバス電圧出力を高精度に安定化できるように調整する。 電力消費量が非常に多いマイクロプロセッサといったデバイスに対して、大電流/低電圧を効率的かつ確実に供給できるPOLの需要が増加している。

デジタル・パワー・マネージメント・コントローラは、システムにリアルタイムのインテリジェンスと柔軟性を提供できる。また、PMBusなどの標準化されたプロトコルを使用して他のデジタル処理ICとの通信を容易にし、システムのパフォーマンスを向上させることもできる。さらに、デジタル・パワー・マネージメントをすることで広範囲の電源障害検出、診断およびリカバリ機能が可能になる。