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株式会社ヴァイナス

事例

株式会社ヴァイナス

【事例】流体解析を低コストに、ホンダアクセスが取り組んだ効率化例

風洞実験に要する工数やコスト削減などを目的として、CFDソフトウェアを使用した流体解析が用いられているが、ソフトウェアライセンスコストの増大が課題だった。ホンダアクセスで行われた、CFD計算の低コスト化の事例を紹介する。

コンテンツ情報
公開日 2019/06/06 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 419KB
要約
 製品の設計開発に試作やテストは欠かせないが、工数やコストの削減の要求は日増しに強まっており、いかに効率よく設計開発のサイクルを回すかは現場において火急のテーマといえる。CFDソフトウェアを使用することで、風洞実験に要する工数やコストをある程度削減できるが、詳細形状モデルに対するCFD計算を多数実行する場合には、ライセンスコストの増大が課題となる。

 本田技研工業が販売する四輪車の純正用品を開発生産するホンダアクセスでは、このコスト増に対応すべく、低コスト運用できるオープンソースのCFDソフトウェア「HELYX」とプリポスト用WSの夜間停止時間を利用してCFDの効率化に着手した。その結果、商用ソルバと同等の性能を低コストで得られることが確認できたという。

 本資料ではホンダアクセスにおける、HELYX導入におけるCFD解析効率化の詳細を紹介するとともに、HELYXと商用CFDソルバの計算結果比較についても紹介する。また、ホンダアクセスが計画する、計算時間のさらなる短縮や製品量産開発におけるより効果的な運用の指針などについても紹介する。