技術文書・技術解説
トレンドマイクロ株式会社
製造業IoTの価値を最大限発揮するセキュリティフレームワークとアーキテクチャ
コンテンツ情報
公開日 |
2019/07/05 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
10ページ |
ファイルサイズ |
1.4MB
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要約
「IoT」いう言葉の定義は広範であるが、製造業におけるIoTを指す言葉としての「IIoT」(Industrial IoT)の指す内容は比較的明確だ。生産機器を含めた製造プロセスからのデータを収集し、処理して活用し、現場や経営判断にフィードバックすることがIIoTだと目されている。
こうしたIIoTを実現するために必要な技術である、ネットワーク化、クラウド導入などが広がることで、企業の生産性は向上している。しかし一方で、産業システムはサイバー攻撃にさらされるリスクも内包することとなった。
IIoTシステムに対するサイバー攻撃への特効薬はないが、「特定」「防御」「検知」「対応」「復旧」というフレームワークの策定と各段階に応じた施策の実施によって、影響を最小限に抑えることは可能だ。もちろん、NIST 800-53やIEC 62443などの関連企画を理解することも重要となる。
本資料ではIIoTを実践する際、クリアすべき課題となるセキュリティ実装について参考となるフレームワークならび基本的なITアーキテクチャを示すとともに、どのような要件からセキュリティベンダーを選定するのかの基準もあわせて紹介する。