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日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

技術文書

日本ナショナルインスツルメンツ株式会社

5Gで可能になった機能を、どこまで拡張するのか?

5Gフェーズ2と呼ばれる3GPP Release 16プロジェクトが進行中だ。高速モバイルブロードバンド、大容量マシンタイプ通信、超高信頼性低遅延通信という3つの指標において、どのような機能が拡張され、効率向上が求められるのかについて迫る。

コンテンツ情報
公開日 2019/07/19 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 5ページ ファイルサイズ 195KB
要約
 5Gの開発はまだ終わっていない。ITU(国際電気通信連合)のタイムラインで5Gの「フェーズ2」と呼ばれる3GPP Release 16には、Release 15で扱われていない多くのユースケースとシナリオの標準化が示されている。

・52.6GHzを超える周波数への対応
・URLLC(超高信頼性低遅延通信)アプリケーション
・非地上用通信用の5G
・LTEおよびNRのV2Xユースケース
・アンライセンス周波数帯へのアクセス
・無線アクセスバックホール統合伝送(IAB)

 こうした分野での機能拡張が含まれているとともに、eMBB(高速モバイルブロードバンド)ユースケースに対してNRの効率を向上させることを目指している。Release 16の作業はもう始まっている。2020年の期限が急速に近付く2019年は、5Gの技術革新と開発がさらに大きな進歩を遂げる年になるだろう。