MOSFETのデータシートには、1つの測定電圧での出力静電容量値が記載されています。この値は、従来のプレーナ型MOSFETには有効でしたが、スーパージャンクションなど複雑な構造を用いる最新のMOSFETの評価には適していません。
本稿では、最新のMOSFETの評価に有効な実効容量値を、より簡単に求める方法を探っていきます。
【主な内容】
・プレーナー型MOSFETは単一点測定で十分だったが……
・実効静電容量の使用
・実効静電容量の測定
・精度
※本ホワイトペーパーは、過去にEDN Japanに掲載した記事を再編集したものです。