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アンシス・ジャパン株式会社

技術文書・技術解説

アンシス・ジャパン株式会社

5Gではるかに複雑になるアンテナ設計、開発期間を短縮するシミュレーション活用

急速に社会実装が進む5Gだが、そのシステムの設計と実証にはこれまで以上の工数が求められる。その中で開発期間を短縮し、競争力を高めるためにはシミュレーションの活用が必須だ。

コンテンツ情報
公開日 2019/09/30 フォーマット PDF 種類

技術文書・技術解説

ページ数・視聴時間 9ページ ファイルサイズ 4.68MB
要約
 大容量通信が可能かつ低遅延性といったメリットを持つ新たな通信規格として、の社会実装が急速に進みつつある第5世代移動通信システム(5G)。一方、5Gの大容量アンテナデータや、多数同時接続、低遅延といった機能に対応するシステム設計の難易度は、4Gとは比べものにならないほど高まっている。

 例えば足元では、既存インフラを利用して5Gのスピードを実現すべく、バンドアグリゲーションを利用した6GHz未満のシステムの開発が進められるケースもある。その際、複数の高周波装置の同時稼働による熱の問題への対処が必要だ。また、今後普及が見込まれる多くのミリ波テクノロジーに対応するには、より高度な各種の問題を解決していく必要がある。

 このようにエンジニアリングの難易度が高まる一方で、試作品開発と検証、フィードバックという数カ月単位のPDCAサイクルで開発を進めていは、市場のスピードに追いつけない。そこで重要になるのがシミュレーションによるPDCAサイクルの高速化だ。

 本ホワイトペーパーでは、5Gで複雑さを増すアンテナ設計などにおいて、開発期間の短縮に役立つシミュレーションプラットフォームについて解説する。