業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

IARシステムズ株式会社

技術文書

IARシステムズ株式会社

連載第二回「日本のものづくりに機能安全認証は本当に必要か?」

日本の製造業のリーダー達が今知るべき機能安全に関わる動向を、業界のプロフェッショナルが解説する好評企画の第二回目。今回はプロジェクトマネージャ向けに機能安全認証取得に向け、具体的になにをすべきかにポイントを絞って触れる。

コンテンツ情報
公開日 2019/10/17 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 19ページ ファイルサイズ 2.69MB
要約
 機能安全認証への対応や調査の必要性を感じている製造業の経営者およびプロジェクトマネージャ以上のマネジメントに向けたホワイトペーパーの第二回目である。機能安全認証のポイントは、一言で言えば「安全システムの設計」であるため、安全機能とそのアーキテクチャおよび診断機能を決定し、適用範囲を明確にすることである。

 これを的確に実行するためには開発工数と期間およびコストにおける最も効率的な方法を見つけなければならないのだが、自社で行うべき部分とそうでない部分を見極めずに取り掛かってしまい、必要以上の事をやったり、必要な事が抜けていて進まなかったりして、認証開発が長期化し開発工数も無駄に多くなるという悪循環に陥ってしまうことが多々ある。

 本稿では、第一回目で言及した、機能安全導入の考え方を具体的に実行するために、利用すべきテストツールやプロトコルスタックなど、製造業で数多く利用されるケースを基に解説する。