コンテンツ情報
公開日 |
2019/11/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
1010KB
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要約
パワエレと共にIoTの進展により高機能と省電力を両立するために、信号のより高速化でより小振幅化が図られています。こうした機器開発では、高速信号に対応した広帯域だけでなく、小振幅信号を明瞭に捕らえる必要に迫られています。
各社こうした市場の要求に応えるため、様々な技術的な工夫を凝らして高分解能オシロスコープを開発しています。例えば、2GHz、12ビットとデータシートに記載されていれば、どのオシロスコープも同等の性能を示すのでしょうか?残念ながら、データシートに記載された性能は同時には実現できないものも少なくありません。12ビットの分解能を得る為には、周波数帯域を落とさなければならないかもしれません。あるいは12ビットの分解能はあるものの、ノイズが大きくて十分に12ビットの性能を活かせないこともあります。期待する性能で信号捕捉するために気を付けなければならないチェックポイントを簡潔に示しました。