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ダッソー・システムズ株式会社

事例

ダッソー・システムズ株式会社

自動車大手メーカーのマレリが設備保全業務効率化で得たものとは

大手自動車部品メーカーのマレリは、工場設備の保全業務を効率化するために新システム導入展開を進める。計画保全を強化し工場の生産効率を高めることを狙い、まずは群馬工場でシステム開発、国内外の工場に横展開していく。

コンテンツ情報
公開日 2019/11/08 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 1ページ ファイルサイズ 660KB
要約
 大手自動車部品メーカーのマレリは、世界23カ国に170の開発・生産拠点を持ち、エレクトリックパワートレイン、コックピットモジュールや電子部品、ラジエータなどの幅広い製品群を供給している。同社は現在、グローバルに展開している工場の生産効率を高めるため、工場支援システムのグローバル統一を推進中である。

 第一弾として保全情報管理システムの検討を2016年に始めた。当時、工場ごとに表計算ソフトや台帳で管理していた保全データをグローバルで一元管理し、データ分析や保全現場でのデータ活用などにより業務の効率化や計画保全の強化を目指す。同社は群馬工場で業務の標準化とシステム化を行い、その成果を他の工場に横展開することにした。

 工場支援システムを将来的にグローバル統一することを念頭に、統合MES(製造実行システム)パッケージの「DELMIA Apriso」を採用。ITパートナーには、同ソフトの豊富な導入実績があり、日本製鉄グループの一員として製造業の業務知見や大規模プロジェクトの経験を持つ日鉄ソリューションズを選んだ。アジャイル開発で短期実装し、Azure上で稼働させ、定期保全率を改善した事例をご紹介する。