業界特化型 技術・製品情報サイト
  • MONOist
  • EE Times Japan
  • EDN Japan
  • スマートジャパン
  • BUILT

サイバネットシステム株式会社

事例

サイバネットシステム株式会社

製品化までの時間を4分の1に短縮、ACドライブの開発効率を向上させた方法とは?

ACドライブメーカーとして、世界でも有数のシェアを誇るDanfoss A/Sでは、長期化する製品開発プロセスを改善する必要に迫られていた。これを解消すべく導入されたのが、「自動化設計分析ソリューション」だ。

コンテンツ情報
公開日 2019/11/25 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.19MB
要約
 電気モーターの速度制御に不可欠なAC(可変速)ドライブ。その応用範囲は広く、家庭用の食器洗い機から、空港などに設置される手荷物回転台、工場施設のタービン、コンピュータに至るまで、さまざまな製品で採用されている。このACドライブメーカーとして、世界でも有数のシェアを誇るのがDanfoss A/Sだ。

 同社では、エネルギーの浪費削減のため、ACドライブの継続的なイノベーションに取り組んできた。しかし、設計/構築/試験/修正という最大8カ月かかるプロセスを通常4回以上実施する必要があり、製品化までに2年以上が費やされることもあった。この非効率さを改善するために導入されたのが、新規ACドライブ設計の信頼性および堅牢性を評価する「自動化設計分析ソリューション」だ。

 このソリューションの“予測力”により、同社のエンジニアは各パーツの予測寿命を把握できることで物理的なプロトタイプでの信頼性試験を待つ必要がなくなり、製品化までの時間は4分の1に短縮された。さらに、試験コストの削減や顧客満足度の向上など、多くの効果が生まれているという。本資料で、同社の事例を詳しく見ていこう。