大成ロテックは、CIM(Construction Information Modeling)と、MR(複合現実)技術を組み合わせ、道路埋設物を現場で可視化する新技術を開発し、和歌山市内の電線共同溝工事に初適用した。この技術により、通常は見ることのできない、地中の構成物を着工前に確認することで、工事中に起きやすい埋設管の破損事故などが防げるという。
CIM×MR技術の開発経緯や最新のICT土工技術などを読みやすくまとめ、点群データの3Dモデル化やMRに欠かせないワークステーションを選ぶ際のガイドブックも併載した。
【主な内容】
・無電柱化工事の地下埋設物の破損事故を防ぐ可視化技術
・今後は景観舗装など周辺住民の合意形成に活用
・2018年11月末に羽田空港の工事に初適用、AF品質向上と安全確保を目指す
・ワークステーションガイド