コンテンツ情報
公開日 |
2020/01/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
1.33MB
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要約
IoT(Internet of Things)をはじめとする先進技術に伴い、製造現場は大きく変わり始めている。中でも、従来は紙が中心だった製造現場の運用をデジタル化することで、IoTによる「現場の見える化」が可能になっている。
こうした、デジタルデータを活用した「インダストリアルIoT」への取り組みを進めている社の一つが、朝日インテックだ。同社は、カテーテル治療に不可欠なガイドワイヤをはじめとした医療機器を主力として開発・製造・販売を行っている。世界108の国と地域に事業を展開するグローバル医療機器メーカーだ。
同社では、製造現場のデジタル化を図り、IoTの推進によって、これまで以上に情報活用できる環境を整備することを課題としていた。現場には数十年前に導入した設備から最新鋭の設備までが混在しており、それらから情報を効率的に収集できる基盤が求められていた。
そこで同社は、現場のPLC(Programmable Logic Controller)からの情報を円滑に収集し、安全にデータベースへ流し込む基盤を構築して、製造プロセスの見える化に向けたIoT環境を整備した。同社の取り組みと、それを実現したソリューションについて解説する。