海賊版が使われることも……、海外拠点のリスクが分かる「ICTチェックリスト」

　いまや多くの国内企業が海外進出を果たしているが、その下支えとなるのはICTシステムだ。これを安定稼働させることが、現地でのビジネスを成功に導くといってもいいだろう。しかし、そのためには、日本と現地の商習慣やセキュリティ意識、法規制の違いなど、克服すべき課題が多くある。

　海外拠点におけるICT管理の課題を克服するに当たって、まずチェックしたいのはネットワークインフラだ。適切にシステムが可視化されていない、またはガバナンス統制が取れていない状態では、業務を円滑に進めるどころか、思わぬリスクを引き起こしかねない。ネットワークとセキュリティを一体として捉え、運用を可能な限り簡略化することが重要になる。

　本コンテンツでは、海外拠点のICT管理、セキュリティやコンプライアンスへの取り組みにおいて、押さえておきたい事柄を大きく5つの項目に分けて紹介している。「Windows 7が海賊版」など、“海外拠点あるある”も含む、分かりやすいチェックシート形式で重要ポイントを確認できるので、これからグローバル展開を試みる企業には参考となるはずだ。