コンテンツ情報
公開日 |
2020/01/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
883KB
|
要約
少子高齢化が進み、多くの企業で労働力の確保が困難になっている中、食品製造業も同様の課題に直面している。その解決策として有効なのは、従来の人頼みの発想から脱却し、システム化や自動化を進めることだ。しかし、食品製造業では、他の業界と比べてデジタル技術の活用が遅れているのが現状だ。
その要因の一つが、製造工程のうち検査工程のシステム化が困難だということだ。食品は製造物の個体差が大きく、さまざまなバリエーションが発生する。そのため、工業製品のように、良品・不良品を画像解析で自動判定するのが難しい。
現状の生産ラインでは大量に流れてくる製造品を作業員が目視で点検しているが、その作業では集中力が必要であり、体力的な負担も大きい。また、人手による選別では、良品・不良品の比率など品質情報の統計を取ることもできず、品質改善につなげることもできない。
そうした中、AI(人工知能)による画像判定で問題を解決する取り組みが進められている。食品製造業向けに最適化されたAIが、人材不足や品質問題を解決するというのだ。本資料では、食品製造工場における検査工程のシステム化がもたらす効果を解説する。