2019年10月に都内で開催した「Autodesk University Japan 2019」から、中央復建コンサルタンツのセッションを採り上げる。
中央復建コンサルタンツは、大阪府に本社を構える社員数約500人の建設コンサルタントで、2007年度に3次元設計を導入。以降、土木分野でCIMを試行錯誤しつつ活用してきた。これまでに国土交通省から、優良工事で局長表彰を8件、事務所長表彰を10件それぞれ受賞するなど高い評価を受け、現在では、年間約30件のCIM案件をこなす社内体制を構築。中央復建コンサルタンツは優れたCIM活用を実現するために何を行ったか、どのようにCIMエキスパートを育成したか、その答えを講演取材を通して探っていく。