COVID-19の影響により深刻なマスク不足に陥った2020年3月下旬。IT製品などの販売・サービスを手掛けるイグアスが突如、3Dプリンタで造形可能なマスクの3Dデータを無償公開し、大きな話題を呼んだ。
さらにその後、製品化を強く求める声に応え、量産化にも着手し、デジタルモノづくりによるCOVID-19対策活動の先駆けとなった。なぜ、モノづくり未経験のイグアスが量産化まで実現できたのか。2020年6月25日にイグアスが主催したウェビナー「3Dアウターマスク作成秘話」の内容を基に紹介する。
【主な内容】
・深刻なマスク不足から生まれたある動き
・困っている人たちの力になりたい、3Dマスク開発はこうして始まった
・企画開始からわずか1週間、短期開発できた2つの理由
・多く寄せられた製品化を望む声、量産に向けた動き
・本格的なモノづくり経験がないのになぜ製品化できたのか?