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シュナイダーエレクトリック株式会社

製品資料

シュナイダーエレクトリック株式会社

エッジITの浸透で顕在化する製造現場のリスク、その概要と対策とは

工場など製造の最前線の現場にも最新ITの浸透が進み、デジタル化による生産性の向上が実現している。その一方で、製造現場の特殊な環境がITシステムにもたらすリスクも顕在化しつつあり、IT環境の整備、電源対策の必要性が増している。

コンテンツ情報
公開日 2020/10/23 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 13ページ ファイルサイズ 1.37MB
要約
 生産ラインの効率化やコスト削減に欠かせない、製造現場のデジタル化の導入。昨今、このデジタル化に向け、センサーなどの導入により製造現場のデータ収集を行うIoTの取り組みが広がっている。

 生産ラインはデータ遅延の許容時間が非常に短いため、取集したデータの処理をクラウドで行うことは非常に困難である。また、高度なノウハウからなる工場の制御系システムは企業の機密情報であり、外部のネットワークやクラウドシステムでデータを処理するには、セキュリティの懸念が大きい。こうした問題を解決するための基盤となるのが、IoTゲートウェイやデータ処理を行うサーバなどをはじめとしたオンプレミスのエッジITだ。

 だが、エッジITの導入においては、製造現場固有の過酷な環境条件も考慮する必要がある。適切に導入を行わなければ生産システムのダウンタイムの原因になる可能性があり、ビジネスに大きな損害をもたらすことも考えられるだろう。

 本コンテンツでは、製造現場にフォーカスしたエッジITを構成するテクノロジーとともに、それらのユースケースを解説し、考慮すべきリスクについても警鐘を鳴らしている。さらに、セキュリティなどの一般的な問題に加え、室温管理やホコリの混入対策といった環境リスクについても考慮が必要な、製造現場におけるIT環境保護のベストプラクティスについても提起されている。