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サイプレス セミコンダクタ, An Infineon Technologies Company

技術文書

サイプレス セミコンダクタ, An Infineon Technologies Company

コンピュータ化が進むクルマに欠かせないセキュアなOTA、その実装要件とは

自動車のコンピュータ化が進む昨今、無線接続で遠隔からOver-the-Air(OTA)による不具合対応や機能向上が可能になったが、OTAにはセキュリティリスクがつきまとう。セキュアなOTAの車載実装におけるポイントとは。

コンテンツ情報
公開日 2020/11/27 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 6ページ ファイルサイズ 591KB
要約
 機械の塊からコンピュータ制御されネットワーク接続が可能になるICT端末へと変化を遂げている自動車。これにより実現するのが、遠隔から恒常的な新機能の提供やシステムメンテナンス、セキュリティの強化などを行う、Over-the-Air(OTA)によるアップデートだ。しかし、OTA搭載は欧米など他地域で進んでいるものの、国内市場は立ち遅れの傾向がある。

 その理由には、OTAの必要性が浸透していないというだけでなく、OTAに関連したシステム実装の技術的なハードルが挙げられる。この分野で先行している地域では、すでにテレマティクスシステム向けのOTA関連技術の標準化が進められており、今後国内企業がキャッチアップしていくためには、その技術を積極的に取り入れていくことが必要になっていくはずだ。

 本コンテンツでは、コネクテッドカーの快適性と安全性、信頼性の確保に貢献するOTAについて、クライアント(車両)側と配信(メーカー、クラウド)側、双方のシステムに求められる要件を提示している。併せて、OTAの標準化された技術を採用し、マイクロコントローラーレベルでのセキュリティを実現するソリューションについても紹介している。