技術文書・技術解説
オン・セミコンダクター
欧州で広がる48Vマイルドハイブリッド車、その電装設計におけるポイントとは
コンテンツ情報
公開日 |
2020/12/04 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
6ページ |
ファイルサイズ |
256KB
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要約
自動車メーカー各社がさまざまな電気・電子機器を搭載する流れが、大半の車載12V電気系システムを上限まで拡張する結果につながった。48Vバッテリーを使った改良型の新電気系システムが開発され、マイルドハイブリッド電気自動車(MHEV)も登場している。各国政府が推し進めるCO2排出・燃費改善といった各種環境規制も、小型内燃型エンジン(ICE)と強力な電気モータを採用するMHEVの普及を後押しする。
ただ、48Vバッテリー単独でMHEVを動かす電気を供給することはできない。48Vバッテリーの役割は、電気モータや電気機器への動力供給とICE起動時の電力供給にある。特に始動時のトルクが内燃エンジンより大きい電気モータは、バッテリーの追加トルクが必要になる。
本資料では、自動車のドライブトレインに対する電気機器の物理的な配置・接続方法により分類された数種類のMHEVのトポロジーを説明し、48Vバッテリーを搭載したMHEVの電気系システムの構成、バッテリーの充電方法、システムに採用されている電子部品や回路などをQ&A形式で解説する。48V系システムの開発を検討するエンジニアに有用な資料だ。