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ベクター・ジャパン株式会社

技術文書

ベクター・ジャパン株式会社

製品品質に直結する組み込みソフトの単体テスト、どう効率化すべきか

自動車などの工業製品の品質と機能安全の確保に大きな影響を与える組み込みソフトウェア。近年、その開発は大規模化の傾向にあり、ひとたび開発プロセスで問題が発生すると、その修正の手戻りが大きくなってしまうというリスクを抱えている。

コンテンツ情報
公開日 2020/12/21 フォーマット PDF 種類

技術文書

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 449KB
要約
 自動車などの工業製品において、その品質に多大な影響を与えるのが組み込みソフトウェアだ。組み込みソフトウェアによって実現する機能が近年大幅に増大しており、それに伴い開発規模も拡大している。今や製品というパッケージにおけるハードウェアとソフトウェアの重要度は、同程度になっているといっても過言ではない。

 一方で、組み込みソフトウェアの開発規模の拡大は、ハードウェアと合わせたシステム全体の機能テストにおいて万が一不具合が発生した場合、修正の手戻りが大きくなってしまうというリスクにつながる。こうした事態を避けるためには、早い段階から単体テストを短いサイクルで繰り返し、都度対応する必要があるだろう。

 本コンテンツでは、組み込みソフトウェアの重要性とともに、その開発プロセスに単体テストを組み込む意義について解説している。自動車業界を除き、単体テストの実施例はまだまだ少ないという現状を打開するためには、開発の全プロセスと組織体制の抜本的な改革に加え、単体テスト自体の効率化も不可欠であることが理解できるはずだ。