コンテンツ情報
公開日 |
2021/01/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
31ページ |
ファイルサイズ |
3MB
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要約
家庭用ルーターをはじめ、インターネットに接続するさまざまなデバイスが、サイバー犯罪者の戦場になっているという。マルウェアを感染させた多数のデバイスから構成されるbotネットはDDoS攻撃や不正ログイン時の偽装などに利用でき、犯罪者間で売買される「金のなる木」なのだ。このため、感染デバイスの奪い合いが発生するようになった。
対して被害者であるインターネットユーザーは、自宅で秘かに激化する戦争にほとんど気付いていないため、攻撃の踏み台として利用された結果、各種セキュリティソリューションのブラックリストに掲載されるケースもある。こうなると、ある日突然にインターネットや業務環境にアクセスできなくなる。この問題はテレワークが拡大する中で深刻化しており、その対策が重要課題となっている。
本資料では、この「ワーム戦争」と呼ばれる争いや関連する犯罪者グループの動向を明らかにするとともに、その実行手段とされるマルウェア「Mirai」「Kaiten」「Qbot」などのベースとなったソースコードについても解説する。テレワークが日常化する中で、企業のIT担当者がどう取り組むべきか、その指針も提示されているので、参考としてほしい。