製造業の現場作業を効率化、帳票の電子化・ペーパーレス化から始めるDX

　作業指示書や設備点検表、生産日報など、製造業の現場にはさまざまな帳票があふれている。こうした帳票類を紙ベースで管理していると、作業効率はなかなか上がらない。製造業においても「働き方改革」が求められる今、これらの電子化・ペーパーレス化は喫緊の課題だろう。

　例えば受入業務（作業指示書）においては、紙ベースだとコストがかかるだけでなく入力ミスも多発し、システム化するにも時間がかかるといった課題がある。その対策として、QRコードと指示書を発行しバーコードリーダーで読み取る仕組みを構築することで、ミスの削減や作業効率の向上を実現できる。また、これらを使い慣れたExcelで画面設計できると、システム化への懸念も解消されるだろう。

　本資料では、こうした機能を備え、製造業の作業効率化や改善を支援するソリューションについて、設備点検（PLC連携）や生産管理板など5つの事例を通して紹介する。製造業にとって、現場作業の電子化・ペーパーレス化はDXへの第一歩だ。紙からデジタルへ踏み出せていない企業はぜひ参考としてもらいたい。