「画像AI」で建設／製造現場はどう変わる？　顔認証や人流計測による効果とは

　建設業や製造業の現場では、外国人労働者の不法就労、重大事故の防止といった特有の課題に加えて、新型コロナ対策としての三密回避が問題となっている。例えば、建設現場では、現場ごとに作業方法が異なる上、作業員も日によって異なる。さらに行き来が激しい現場も多く、ソーシャルディスタンスを保つよう管理するのは困難だ。

　この一筋縄では行かない課題の解決策として、注目され始めたのが画像AI認識技術を用いたソリューションだ。例えば、顔認証システムを現場に導入すれば、他人になりすまして働こうとする不正な作業員を判別し、不法就労を防止できる。さらにこの技術は人の流れも判別できるため、特定エリア内の人数や滞在時間に応じて警告を発し、三密を防止することも可能になる。

　本コンテンツでは、これら顔認証アルゴリズムと人流計測アルゴリズムを備え、建築・製造現場の課題解決策となるリアルタイム画像AIソリューションを紹介する。RESTful APIに対応しており、入退場管理や勤怠管理システムとの連携も容易だ。多様な環境における実運用テストでも高い認識精度が実証されており、低コストで運用できるメリットもあるという。