PLMシステムにもDXの波、クラウドへのデータ移行を成功させる「6つのヒント」

　DXが推進される中で、製品ライフサイクル管理（PLM）のクラウド化が注目されている。コンシューマーが享受しているクラウド本来の便利さはもちろん、開発サイクル全体を通したデータの集中管理というPLMの機能を強化し、より多くのプロジェクト関係者が効率的にデータへとアクセスして業務を進められるようになる効果は大きい。

　さらに、プロジェクト規模に沿ったユーザー追加などの拡張性、メンテナンスの容易さ、働き方が多様化する中で場所もデバイスも選ばず利用できること、導入コストの低さなど、PLMシステムをより使いやすくしてくれる。とはいえ、クラウドにデータを置くことの安全性や、データ移行の負担を懸念する声もある。

　そこで本資料では、クラウドのセキュリティについて解説するとともに、クラウドPLMへのスムーズな移行を成功させる6つのポイントを紹介している。製品開発のスピードや効率性、収益性を高めたいという多くの組織に共通する目標達成に対するクラウドPLMの効果は明らかだ。設計・製造データが社内に散在する現状を解消し、DXを推進する原動力となってくれるだろう。