プラント／工事業界の3つの業務課題、システム導入だけで本当に解決できる？

　プラント／工事業界には独特の業務特性が存在するが、それによって課題も発生している。例えば、工事物件の採算状況や業務進捗はプロジェクト単位で管理されるが、情報の集約や整理に時間と手間がかかる他、原価管理も煩雑になる。また、工事進行基準に対応した売り上げ計上処理、物件にひもづく人的リソースの管理など、手間のかかる作業が多い。

　これらを解決するためにシステムを導入する企業も多いが、その実態は効果的とはいえない。例えば、部門や業務ごとに構築されたシステムがバラバラに稼働している、会計システムで全ての原価管理を行っているため予実管理が難しい、という声はよく聞かれる。また、システムが工事進行基準に対応しておらず、進行基準での売り上げ／仕入れ計上は結局システム外で行っているケースもあるという。

　本資料ではこのように、プラント／工事業界が抱える3つの業務課題や、システム導入の実態を端的に紹介する。あわせて、この現状を打破する手段として、物件別の損益／予実管理から統制管理レベルの向上、データ活用まで、プラント／工事業に必要な6つの機能を網羅したERPを紹介しているので、参考にしてほしい。