講演資料
株式会社エヌ・エム・アール
振動による不具合を防止、組み込みPCの振動対策で押さえるべき3つのポイント
ロボットや移動装置のように振動を受ける環境では、組み込みPCに接触不良などの不具合が生じかねない。組み込みPCには、幾つかの振動対策を施す必要がある。耐振性を見極め、組み込みPCソリューションを選ぶ際の注意点は何だろうか。
コンテンツ情報
公開日 |
2021/04/16 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
講演資料 |
ページ数・視聴時間 |
5ページ |
ファイルサイズ |
1.73MB
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要約
産業用ロボットなどに利用される組み込みPCでは、振動対策によって接触不良などの不具合が生じるケースがある。障害が生じてPCごと交換するとなれば多大のメンテナンス費用が発生してしまう。起動ディスク、電源供給、データという3つのポイントを押さえて、振動対策を施したい。
まず検討すべきは、電源ディスクのケーブルの排除だ。2.5インチSSDの場合、起動ディスクとマザーボードは主にSATAケーブルによって接続されており、それぞれの接点で接触不良が発生する恐れがある。また、振動により電源共有ケーブルが抜ける可能性があるため、抜け防止対策が取られたケーブルを用意する必要もある。
本資料では、これらの振動対策のポイントを解説するとともに、それらをクリアした組み込み用PC製品を紹介している。内部ケーブルを可能な限り排除した他、固定金具を利用することでUSBケーブルの抜け防止対策も可能になる。そのスペックや採用事例を、本資料で詳しく見ていこう。