物流現場の効率改善に「音声認識技術」、作業の最適化やミス削減が可能に

　物流・製造現場では、Eコマースの普及による商品点数の増加と、少子高齢化による慢性的な労働力不足という、苦しい事態に直面している。こうした状況下で生産性を向上させ続けるには、一部の工程の改善にとどまらない、業務全体の最適化が必要になる。

　その実現の鍵となるのはやはり「人」だ。見間違いや見落とし、操作エラーなどを防ぎつつ、作業の高速化や簡素化を図りたい。そこで注目されているのが、音声認識技術により作業をサポートするという新たなアプローチだ。例えば、倉庫から商品をピックアップする際に、該当する棚番を探し、数量の指示に従って、商品のスキャンや運搬を行うとなると、書類やスキャン機器の持ち替えが必要となり、必然的に作業工程が増えてしまう。

　そこで、ワイヤレスヘッドセットを通じて音声で作業や確認項目のチェックを可能にすることで、作業員がハンズフリーで業務でき、作業工程を最適化できるようになる。その活用シーンは、物流・製造現場をはじめ、店舗業務などさまざまに広がり始めている。本資料で、この音声業務ソリューションの効果を詳しく見ていこう。