コンテンツ情報
公開日 |
2021/04/28 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
14ページ |
ファイルサイズ |
3.22MB
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要約
自動運転車の実現に向け、ADAS(先進運転支援システム)機能は急速に進化している。すでに車両の加速・減速とステアリングの両方をサポートする機能を組み合わせたレベル2を搭載する車両が1千万台を超えており、さらに機能を強化したレベル2+の開発も進んでいる。ただ、課題となるのが複数のセンサーから得られる情報の統合だ。
その変換プロセスを担うセンサーフュージョンは、異なる長所や短所、解像度、環境変化への反応、さらには異なる周期でデータ取得する複数のセンサーを取り扱うことになる。安全性の要ともいえる存在であり、開発には多大な時間とコストを要する。このため、既存のセンサーフュージョンエコシステムを利用し、開発リソースを自社製品の差別化や独自機能の提供に集中させることが望ましい。
そこで注目されるのが、センサーに依存しないデータフュージョンライブラリを中核としたアプローチだ。本資料では、ADAS開発を効率化する、この新たなアプローチの特長を紹介している。開発プラットフォームや車載用マイクロコントローラーなどから構成されるエコシステムがもたらすメリットを、本資料で詳しく見ていこう。