ベテラン不足の現場を遠隔支援、実現のカギは「スマートグラス」活用

　製造業や建設業における現場作業の多様な課題の解決策として、音声・映像をリアルタイムに共有できるスマートグラスが注目されている。これらの業界では業務の属人化からベテラン社員の不足が課題となりがちだが、ベテラン社員が遠隔地から監視・支援する体制にすることで、若手社員だけで対応可能な業務が拡大する。また、コロナ対策の面でも、“密”状態を生みやすい複数人作業を回避できることがメリットとなる。

　スマートグラスには、ハンズフリーでの撮影や図面の確認といった機能もあり、作業の効率化や作業漏れの削減効果も期待できる。さらに、作業報告書の作成・提出のために現場と事務所を往復する手間を省略する、報告書の自動作成機能を備えたソリューションも登場している。

　本資料では、このようにスマートグラスを利用して、多様な現場業務の課題を解決する遠隔支援ソリューションを紹介している。製造業や鉄道業、建設業での活用事例や利用者の声も紹介されているので、人材不足、コロナ対策などの課題を解消する上で、ぜひ参考としてもらいたい。