製品資料
株式会社マクニカ
従来のDRAMとどう違う? 組み込み市場で採用が進む「DDR4」とは
コンテンツ情報
公開日 |
2021/06/30 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
11ページ |
ファイルサイズ |
1.61MB
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要約
DRAMへの要求仕様が高まっている組み込み市場では、「DDR4」が主流となりつつある。従来型よりも高いパフォーマンスを発揮するDDR4だが、これまでのDRAMとは仕様が異なり、追加機能が多いため、採用に当たってはその特徴をあらかじめ押さえておくことが重要だ。
DDR4は、前世代のDDR3が最大速度2133Mbpsであったのに対し、それを上回る3200Mbpsを実現している。また電源電圧も1.2Vに低電圧化された他、プロセスの微細化により容量も拡大。特に注目したいのはBank Groupが導入されている点で、プリフェッチ数を8n bitに維持したままデータ転送速度の向上を可能にしている。これに伴い、Bank Groupに関する規定も追加されている。
本資料では、従来のDRAMからの変更点を追いながら、DDR4の基本仕様について解説する。DDR3から追加された機能は20を超えており、DQ信号のレファレンス電圧を生成する「VREFDQキャリブレーション」や、データの入出力においてbitを反転させる「データバスインバージョン」(DBI)など、注目すべき機能をピックアップして紹介する。