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株式会社 日本HP

事例

株式会社 日本HP

車両部品の復刻生産を効率化、日産自動車を支える3Dプリンティング技術とは?

3Dプリンタ技術の可能性は、製造業を中心にさまざまな業界で模索されている。その好例が、自動車メーカーによるパーツの復刻生産だ。生産終了した車両のパーツを、低コストかつ継続的に生産するために3Dプリンタ技術を活用しているという。

コンテンツ情報
公開日 2021/09/07 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 1.82MB
要約
 製造業をはじめ多くの業界で活用が広がっている3Dプリンタ。日産自動車では、この技術を用いて、生産終了となった車両の補修部品を設計・製造する取り組みを行っている。この先進的な環境を支えているのが、日本HPとSOLIZEが培ってきた3Dプリンティング技術だ。

 自動車メーカーでは、生産終了した車両やモデルチェンジがあった車両に対しても、補修・交換用の部品や金型を確保し、いつでも提供できるような体制を整えておくことが求められる。日産自動車も、スカイラインGT-R R32型をはじめとした複数の車両の部品を復刻生産する「NISMOヘリテージパーツ」の取り組みを進めていたが、保管や在庫管理などのコストが大きな課題となっていた。

 そこで日本HPとSOLIZEが、日産自動車の生産終了となったヘリテージ車両の補修部品の設計と製造を担うことに。3Dプリンティングで必要な時に必要な数量だけ提供できるオンデマンド製造を実現し、持続可能な生産体制の構築に成功した。本資料では、同社の取り組みを中心に、製造業の変革につながる3Dプリンティング活用法を紹介する。