新人を早く“一人前”に、動画マニュアルで従業員教育はどれだけ効率化される？

　従業員の教育をいかに効率化し、早く“一人前”に育てるかは、多くの企業が抱える課題だ。しかし、教える側の従業員が教育にだけ多くの時間を割くことは難しく、かといって紙のマニュアルで実業務のコツやノウハウを伝えるには限界がある。

　ある食品スーパーでは、精肉加工現場での新人教育に課題を抱えていた。一人前になるまでに6年かかるといわれるほど精肉加工には高度なスキルが必要であり、ベテラン社員が実際に原料を切って見せながら教える必要がある。しかし、双方のシフトが合わなければ実践できず、販売頻度の少ない部位などは練習用の原料を確保することも難しい。

　そこで動画マニュアルを導入したところ、新人は必要なタイミングで見本を確認できるようになり、ベテラン社員が教える時間を削減。一人前になる年数を半減できる手応えを感じるほど、教育を効率化できたという。本資料では、このような動画マニュアルをスマートフォンによる撮影で作成できる「tebiki」というツールを導入し、従業員教育の課題を解決した4社の事例を紹介する。