【事例解説】スマートグラスで実現する、現場・バックオフィス業務の効率化

　スマートグラスに代表されるウェアラブルデバイスは、エンターテインメント分野にとどまらず、ビジネス分野においても採用が進んでいる。特に、生産現場で実際に作業に当たっている従業員に対し、遠隔から指示を出したり、サポートしたりといった用途での注目度が高く、ベテランによる遠隔サポートや移動コストの削減などの効果を上げている。

　こうしたウェアラブルデバイス活用の次のステップとなるのが、ワークフローアプリとの連携だ。現場での定型作業の手順書を、スマートグラスを通じて確認できるようになる。両手を使う必要がなく、ペーパーレス化が進むほか、写真や映像の保存、管理者とのビデオ通話などの機能も実現可能であり、業務の大幅な効率化が期待されている。

　本コンテンツでは、最新のエンタープライズ向けスマートグラス製品と、ワークフローアプリの組み合わせによる「業務の標準化」について、実際の導入事例を交えながら解説していく。ARを併用した事例も紹介されており、現場のさまざまな悩みを解消するヒントが得られる内容となっている。