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Viaviソリューションズ株式会社

製品資料

Viaviソリューションズ株式会社

高速化するイーサネットで深刻化するレイテンシ問題を正確に測定する方法は?

ネットワークのレイテンシは、ビットレートの高速化に伴って増加傾向にある。その最小化には、ICや光トランシーバー、その他のネットワーク要素での遅延時間が実際の動作条件でどう変化するかの把握が欠かせない。その方法を解説する。

コンテンツ情報
公開日 2021/10/26 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 10ページ ファイルサイズ 427KB
要約
 近年のイーサネットのビットレートの高速化は、レイテンシ(遅延時間)に関する問題を深刻化させている。例えば、ハイパースケールデータセンターでは、アプリケーションによっては数百万のデータパケットがデータセンターを通過することになる。パケットが構成要素を通過することで、個々の物理的な距離が小さく、1つ1つはナノ秒レベルの遅延でも、総合的な遅延時間が急速に増加してしまう。

 遅延発生の原因を特定し、対処するにはナノ秒の分解能を持つ遅延測定が求められる。しかも、関係する要素が多いため、ASICまたはFPGA設計でのテストシリコン性能の検証から、トランシーバーベンダーの特性評価と選択、ネットワーク要素のベンチマークと最適化まで幅広いアプリケーションを使いこなす必要がある。さらに、実際の動作環境を考慮して、動的スキューや周波数変動などのストレスを考慮した性能も把握したい。

 そこで本資料では、高速イーサネットに対応した遅延時間測定ソリューションを紹介している。400ギガビットイーサネット(GbE)の導入だけでなく、800GbEの取り組みも進む現代において、高速化にスムーズに対応するカギとなりそうだ。