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シーメンス株式会社

事例

シーメンス株式会社

消費財メーカーに4つのミッション、デジタルシミュレーションが達成のカギに

パンデミックによる市場環境の激変は、消費財メーカーにおける製品設計の現場にも大きな変革を強いている。この変化に即応し、成果を挙げているメーカーを見ると、デジタルシミュレーション戦略の導入という共通項が見えてきた。

コンテンツ情報
公開日 2021/11/12 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 8ページ ファイルサイズ 671KB
要約
 世界的なパンデミックによる市場環境の変化は、消費財メーカーやリテールブランドにおける製品設計にも影響を及ぼした。一方で、いち早くこの変化に対応し、成果を挙げているメーカーも存在する。彼らに共通しているのは、製品設計とシミュレーションのデジタル化だ。

 設計を短期間で作成できる他、コンポーネントのわずかな変更が設計全体や性能に与える影響を効率的にテストできる。また、デジタルシミュレーションによって完成までに必要な試作品の数も激減する。大手家電メーカーのBSHは、この導入によって開発コストを20~30%削減、市場投入期間を15%短縮したという。

 同社の他にも、新製品導入時の不良率が25%低下、設計・テストの工数を18%削減など、デジタル化の恩恵を受けた企業が次々に登場してきた。本資料では、パンデミック後に消費財メーカーが実行すべき4つのミッションとともに、それらをデジタル化によって実現した企業事例を紹介する。