コンテンツ情報
公開日 |
2021/11/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
4ページ |
ファイルサイズ |
1.12MB
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要約
存在検知システムは、屋内を対象とし、人の存在確認や位置の把握ができる検知システムで、新型コロナウイルスのまん延を機にその重要性が増している。緊急時、屋内に取り残された人の有無を確認できることで人命救助要請の手掛かりとなるだけでなく、店舗では行動パターンのモニタリングを通じて製品陳列の最適化などに利用される。
市場に出回っている存在検知システムに使用されるセンサーはToF(Time of Flight)センサー、レーダー、2Dカメラ、受動型/能動型の赤外線センサーなどがある。自動車やロボット、工場設備など高精度が求められる用途ではToFセンサーやレーダーが使われており、そこまでの精度が不要であれば低コストな赤外線センサーで十分検知可能である。
本稿では、自ら赤外線を照射する能動型赤外線センサーの優位性に注目し、能動型の赤外線センサーを使用したソリューションである存在検知システム向けの測光用フロントエンド製品について解説。コストを抑えつつ、優れた効率と高い安全性を実現し、設備管理などさまざまな用途への活用を紹介する。