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IFSジャパン株式会社

事例

IFSジャパン株式会社

個別最適が招いた業務の属人化を解消、経理処理を短縮した成長企業のERP刷新術

急激なビジネス拡大は業績を成長させる一方で、経理や生産管理などの現場に大きな負荷をかけることになる。紙媒体によるアナログ作業や属人化に苦しんでいた企業の事例をもとに、業務負荷解消と働き方改革推進のポイントについて解説する。

コンテンツ情報
公開日 2021/12/09 フォーマット PDF 種類

事例

ページ数・視聴時間 3ページ ファイルサイズ 685KB
要約
 コロナ下でPCR検査のニーズが高まる中、全自動PCR測定システムを提供している国内バイオ関連機器メーカーのプレシジョン・システム・サイエンスでは、国内外から問い合わせが殺到。業績を大きく伸ばす一方で決算発表を二度延期するなど現場の負担増大が深刻化していた。その原因となっていたのが、会計と流通管理システムの断絶と、個別最適のカスタマイズによる経理業務の属人化だった。

 これらの問題を解決すべく、同社はERPシステムの統合を決断。要件としたのはカスタマイズ不要で業務と適合できることに加え、拡張性があること、製造業向けであることだ。選定された製品は500以上の業務要件において80%の適合率を誇り、コストパフォーマンスの観点でも優位であったことが決め手となった。

 導入は約半年という短期間で完了。業務が標準化されたことで、これまで13営業日かかっていた経理処理の半減が視野に入ったほか、監査の効率化や決済フローのペーパーレス化、場所を問わない業務遂行などの働き方改革にも着手でき、現場のモチベーションアップにつながっているという。本資料では同社の事例を基に、このERP製品について詳しく紹介する。