コンテンツ情報
公開日 |
2022/01/07 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
17ページ |
ファイルサイズ |
2.79MB
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要約
自動車部品業界を取り巻く環境は、年々厳しさを増している。競争の激化により生産性向上や短納期化への要求は強くなる一方で、同じ製品でも車種ごとに異なる仕様をソフトに反映しなければならないなど、要求を満たすための工数は跳ね上がってしまっている。
こうした状況に、開発ターゲットの仕様に最も近いソフトをベースに機能の追加や変更を実施する「派生開発」で対応していた大手自動車部品メーカーのアイシンでは、この派生開発ならではの課題に頭を悩ませていた。具体的には、機能の追加・変更を繰り返すことでソフト構造が劣化していき、小規模の変更でも影響範囲が広くなり品質や生産性の低下を招く、というものだった。
この課題の解決に向けSPL(ソフトウェアプロダクトライン)型開発への移行に着手した同社では、その過程でソフト構造の見直しを実行。構造調査の際には、コンポーネントごとの依存関係を「重み付き影響度」として数値化するアーキテクチャ分析ツールが役に立ったという。本資料ではソフト構造の劣化を防ぎ、開発の効率化を目指す同社の取り組みを詳しく紹介しているので、参考にしてほしい。