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三井金属鉱業株式会社

製品資料

三井金属鉱業株式会社

レアメタル元素を溶液化、粉体では難しい電池/電子部品関連の製品設計が可能に

レアメタル・レアアース市場を拡大する画期的な新材料が登場した。ニオブやタンタルなどの難溶性元素の溶解に成功し、16種類のレアメタル溶液が市販されるようになったのだ。粉体材料では困難な用途での活用が期待される。

コンテンツ情報
公開日 2022/02/18 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 2ページ ファイルサイズ 4.05MB
要約
 電池や電子部品を中心にレアメタル・レアアースの需要が拡大しているが、現在主流の販売形態である「粉体」には、用途が限定されるという課題がある。粉体同士では低温領域での複合酸化物合成が難しく、電池材料の開発で必須なコーティングも困難。製品設計の自由度が制限されてきた。

 この環境を変えると目される新材料が登場した。独自の技術を用いて、これまで大学の研究レベルでしか実現していなかった各種レアメタル元素の溶解に量産可能な市販製品で成功。このレアメタル溶液なら、自由度の高い製品開発や量産プロセス設計が可能になる他、導電性酸化物の膜や抗菌・抗ウイルス触媒の生成にも活用できるという。

 本資料では、このレアメタル・レアアースの用途を拡大する新材料を紹介している。すでにレアメタル系統で8、レアアース系統で8の計16種類のラインアップが用意されており、冷蔵保存が必須のチタンやジルコニウム以外は常温保存で1年以上溶解状態を維持できるなど経時安定性の優位性も魅力だ。新材料が市場に与えるインパクトを、本資料で詳しく見ていこう。