コンテンツ情報
公開日 |
2022/02/24 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
事例 |
ページ数・視聴時間 |
28ページ |
ファイルサイズ |
1.45MB
|
要約
ソースコードの品質向上や、バグ混入リスクの低減といった観点から、ソースコードレビューは非常に有効とされている。一方、レビュー方法によっては、時間も工数もかかり費用対効果が低くなるケースもある。そうした課題を抱えていた企業の1社が、三菱電機だ。
同社が行った社内アンケートでは、「軽微な指摘に偏る」「レビュー対象が多く重要な部分にたどり着かない」などの声が挙がり、レビューによるリスク防止効果が工数に見合っていない恐れがあった。そこで同社は、問題点を洗い出し新しい対策方針を定めた。例えば、工程終盤でのレビュー実施による修正コストの増大という課題に対しては、工程序盤や中盤からレビューを行うことで修正コストを抑える。指摘の偏りに対しては、レビューアーごとの役割を明確化し欠陥の重複を減らすという具合だ。
こうして実施時期や、欠陥の種類に応じたシナリオ/デザインの設定に着眼したプロセス改善を行ったことで、レビューは効率化し、プロジェクトを横断した組織的なレビューも行えるようになるなど、多くの効果が生まれている。狙いの明確化によりレビュー改善を実現した同社の取り組みを、本資料で詳しく見ていこう。