製品資料
株式会社ヴァイナス
CFDの解析結果にPOD/DMDを適用、非定常データ解析が可能なパッケージツール
コンテンツ情報
公開日 |
2022/02/25 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
製品資料 |
ページ数・視聴時間 |
2ページ |
ファイルサイズ |
522KB
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要約
自動車などのシミュレーションにおいて、従来のCFD解析ではドラッグフォースや揚力の平均値を求めることはできたが、流体力の変動モードの影響を評価することはできなかった。また固有直交分解(POD)や動的モード分解(DMD)を利用しようとしても、データ規模が大きくなって現象の抽出に多大な時間とコストがかかってしまうため、非定常流における空力振動騒音などの原因を解析するのは難しかった。
こうした課題に対し、空力特性値の変動の大きさなどを解析するパッケージツールが登場し、注目されている。CFDの解析結果に対し、PODとDMDの手法を適用して渦や振動成分をモードごとに分離。重要モードを自動抽出して流体力変動成分のグラフ表示などを行うことで、従来のCFDで扱えなかった車両の構造表面形状と作用する流体力変動の相関を解明することが可能となっている。
本資料では同ツールを用いた「ベンチマークテスト」を紹介する。POD/DMDの重要モード抽出から空力特性値の変動強度を評価し、流れ場構造と車体形状の相関を把握できることを検証しているので、ぜひ同ツールの実力を確認してほしい。