技術文書・技術解説
キナクシス・ジャパン株式会社
環境の変化に瞬時に対応できる、「コンカレンシー」実現のための4つのステップ
多くの企業にとって命綱となるサプライチェーン。競争力強化には、「コンカレンシー(=同時並列性)」に基づき、環境の変化に瞬時に対応できるサプライチェーンの構築が重要となる。これを実現するための4つのステップを紹介する。
コンテンツ情報
公開日 |
2022/03/08 |
フォーマット |
PDF |
種類 |
技術文書・技術解説 |
ページ数・視聴時間 |
48ページ |
ファイルサイズ |
2.28MB
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要約
製造業をはじめ多くの企業でサプライチェーンは命綱といえるだろう。サプライチェーンの優劣が競争力を左右するといっても過言ではないからだ。では、競争力の高いサプライチェーンを構築するためにはどうすればよいのか。今、多くの企業でDXの取り組みが進んでいるが、サプライチェーンにおけるDXコンセプトに「コンカレンシー(同期、同時並列)」を掲げて、大きな成果を上げている企業がある。
コンカレンシーに基づくサプライチェーンプランニング技法を車の運転に例えてみよう。車を運転するとき、人は複数の感覚を駆使して速度と方向を同時に判断している。つまり、計画を立て、感じ取り、変化に対応するということを同時に行っている。しかし、複数の人がそれぞれハンドル、アクセル、ブレーキなどを担当して運転すると、目的地にたどり着けなくなってしまう。
そして、多くのサプライチェーンでこれと同じようなことが起こっている。本資料では、サプライチェーンにおけるコンカレントプランニング(同時並列計画)について、その有用性や仕組み、技術を詳しく解説する。実現のための4つのステップも紹介しているので確認してほしい。