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インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社

製品資料

インフィニオン テクノロジーズ ジャパン株式会社

堅牢で低消費電力の静電容量式タッチセンサー設計における4つのポイントとは

スマートフォンやウェアラブルデバイスなど、さまざまな機器・デバイスでタッチセンサーは欠かせない存在となった。タッチセンシング技術を利用した製品を設計する際に直面する4つの課題と、その解決策を確認しておきたい。

コンテンツ情報
公開日 2022/03/17 フォーマット PDF 種類

製品資料

ページ数・視聴時間 14ページ ファイルサイズ 1.28MB
要約
 スマートフォンやタブレットはもちろん、スマートウォッチやワイヤレスイヤフォンなど、さまざまなデバイスでタッチセンサーが採用され、日常生活の多くの時間でタッチ操作を行うようになった。ただ、メーカー視点では、このタッチセンサーを機器に組み込むには、さまざまな課題が想定される。

 一般的に利用される静電容量方式のセンシングに焦点を当て、この課題を考えてみよう。例えば、「堅牢性」だ。大型の家電製品から生じるノイズや電源コンセントから供給される電力に含まれるノイズは、センサーの動作を不安定にしかねない。他の機器からの干渉に耐えつつ、他の機器にも干渉しない電磁両立性は、堅牢性を実現する上で欠かせない要素になる。とはいえ、設計プロセスで、多様なノイズ源を考慮しつつ製品の性能低下や仕様逸脱を防ぐのは容易ではない。

 この他にも、「低消費電力」「反応の速さ」「小型のパッケージ形状」といった課題が、開発担当者を悩ませる。本資料では、これらの課題を解消するアプローチを詳しく解説していく。