現在、設計・施工を中心に導入が進んでいるBIMですが、ここ最近は施設の保守点検や運用管理、エネルギー分析といったFM(ファシリティマネジメント)の領域でも活用されつつあります。しかし、建物の設計や施工で作成されたBIMデータをFMで扱うには、その間に存在するギャップを考慮しなければなりません。
本ブックレットでは、ファシリティマネジメント フォーラム 2021会期中に繰り広げられた数々のセッションのなかから、BIMデータをいかにしてFMで活用するかをテーマに、現状の問題点と解決のツールとなるFMシステムのデータプラットフォーム「FM-Integration」を紹介した講演を採り上げます。